【初フライトに感動】機体登録・記号表示・リモートIDはOK?説明書をしっかり読んでから!|DJI Mini 4 Pro
- ドローンを飛ばす前にやることは?
- どんな手続きが必要なの?
ドローンを買ってすぐに飛ばせると思ったら大間違いです。ドローンはとても危険なものです。ドローンはおもちゃではなく航空機ということを認識してください。
- ドローンを飛ばす前に絶対必要な手続き
- ドローンを飛ばして良い場所や時間帯
- はじめてドローンを飛ばす
- 飛ばす前に最低限のことがわかればOK
国土交通省へ機体登録・記号表示・リモートIDの登録
2022年6月20日の航空法改正で、100g以上の無人航空機を飛行させる場合は、国土交通省へ機体登録などが必要となりました。
改正の背景には、ドローン利用者やトラブルの増加があります。
- 機体登録
- 記号表示
- リモートID
次のサイトから手続きができます。
まずは機体登録から済ませましょう!
①機体登録は1時間でできるオンライン申請がおすすめ
機体登録は郵送だと2週間ほどかかりますが、オンライン申請なら1時間ほどでできます。
マイナンバーとクレジットカードを用意してください。登録料は900円でした。
行政がつくるサイトということで、とってもわかりにくいです…
リモートIDの詳細は後から送信機で設定します。
DJI Mini 4 ProはリモートID内蔵の機体です。機体登録の申請時点では、「リモートID内蔵」にチェックをするだけでOKです。
②登録記号を機体に表示する
機体登録をすると英数字の登録記号が発行されるので、機体に表示しましょう。
- かんたんに取り外しができない&外部から確認しやすい箇所に表示(プロペラなどはだめ)
- 耐久性のある方法で鮮明に表示(油性マジックやシール)
- 機体重量25kg以下は3mm以上の文字の高さで表示
とりあえず養生テープと油性マジックで表示しました。
後日、テプラシールで貼り替える予定です。
③リモートIDの設定
リモートIDは機体の識別情報を電波で遠隔発信する装置です。
飛行しているドローンの登録記号・識別情報を遠隔でチェックできます。
ドローンの取り締まりなどで活躍しそうですね。
リモートIDは外付けが必要な機体もありますが、DJI Mini 4 ProはリモートID装置が内蔵されています。
機体登録が終わったら、送信機からリモートIDの紐付けを行います。
送信機→機体の順に電源を入れます。
機体の電源を先に入れると、暴走したときに対応できません。電源を切るときは機体→送信機の順に電源を切ります。
常に送信機の電源を入れておく!
アップデート時は、機体をUSBにつないでおきましょう。最新フォームウェアにアップデートしたら、送信機からリモートIDを紐付けします。
【解説】リモートID対応機種に対するリモートID書込み方法 – 一般向けドローン –
送信機からDIPS(ドローン情報基盤システム2.0)にログインすると、すぐに機体とリモートIDの紐付けができます。
- 機体登録
- 記号表示
- リモートID
これで登録関係はOKです!
説明書をしっかり読んでからフライト
DJI Mini 4 Pro ユーザーマニュアル v1.0 2023.09
早く飛ばしたい気持ちもわかりますが、しっかり説明書を読んでから飛ばしましょう。
そういうわたしは、説明書をほとんど読まずにドローンを飛ばしてしまいました…
ハンドキャッチをしようとしたら、センサーで機体が逃げていくので困りました…
送信機画面にて電波の確認なども必要です。通信が切れて墜落などしたら大変なことになります。
とにかく飛ばしてみたいのであれば、手の届く範囲で飛ばしましょう。
いつでもどこでも飛ばして良いわけではない
- DIDとは?
- 何時から何時まで飛ばして良いの?
- 飛行高度は何mまで?
- 鉄塔、送電線から何m以上離すの?
すぐに読み終わるので、まずは国土交通省のガイドラインを読んでください。
無人航空機(ドローン、ラジコン機等)の安全な飛行のためのガイドライン
ドローンユーザー必須アプリのドローンフライトナビをダウンロードしましょう。
人口集中地区(DID)や空港周辺がマップで見れます。
知らなかったでは済まされません。
とにかくトラブルを起こさないように気をつけてください。
はじめてドローンを飛ばした感想
こんなにワクワクしたのは久しぶりです!
会社員としてフツーの生活をしている中で、ここまでワクワクすることはありません!
はじめてバイクで公道を走ったときと同じような気持ちになりました!
- プロペラの高回転の音
- ホバリングの安定性
- スティックを離すとピタッと止まる機動性
- 離着陸の風圧
初フライトなので高度は低めにしましたが、あっという間にドローンは上昇します。
ただでさえ小さいDJI Mini 4 Proがギューンと小さくなります。
そして、ドローンからの景色が手元の送信機に鮮明に映し出されます。
地上からの景色は誰でも見れますが、上空からの景色は数年に1回乗るか乗らないかの飛行機からしか見ることができません。
その特別な景色をスティック1本でかんたんに、しかも自分の好きなように見ることができるのです。
飛行機からの景色は自分の目で見ることになりますが、ドローンの場合は送信機の画面越しに見ることになります。
でもそれがたまりません。スパイになっているようで、子ども心(厨二心)がくすぐられるのです。
空を自由に飛びたいな♪
はい!DJI Mini 4 Pro〜♪
わたしは空を自由に飛ぶことができます。鳥の羽と目を手に入れたのです!
ドローンを買ってよかった!これからどんな景色が待っているのだろう!
まとめ
この記事では、ドローンを飛ばす前の手続きについてお伝えしました。
DJI Mini 4 Pro(コンボセット)は約300gです。300gの物体が空から落ちてきたら大変な衝撃になります。
ドローンはおもちゃではなく、危険な航空機という認識を持ってください。
危険なものですが、法律やマナーをしっかり守れば最高の景色を見ることができます。
安全なドローンライフの参考になればさいわいです。
ありがとうございました!