【2800円でバイク人生変わる】コミネ ハンドルカバーのレビュー!(オフ車・XR250BAJA)


冬のバイクは手が凍る…
グリップヒーターあるのに寒い…
ハンドルカバーってあったかい?
ハンドルカバー…気になってるけどダサい…
ハンドルカバー…気になってるけどダサい…
しかし、バイク人生12年目にしてとうとうハンドルカバーをつけてしまいました。
そして、バイク人生が変わりました。
- コミネ ハンドルカバーの取り付け方法
- 実走レビュー
この記事を読むことで「ハンドルカバーでバイク人生が変わる」ということがわかり、手袋脱着時のストレスからも解放されます!
先にまとめです。
ダサいとか言ってる場合ではありません。まわりのひとはあなたのバイクに興味なんかありません。あなたの手が暖かければいいのです。
失われた温もりをとりもどして、冬でもガンガン走りましょう!
コミネ ハンドルカバー

コミネのAK-021は、安くてしっかりしているバイク業界の代表的なハンドルカバーです。またがるようになり12年経ちますが、コミネの装備が増えてきました。
あるていどのところにいくと、ライダーはコミネマンにたどりつくのかもしれません笑
AK-021(袖口が短い)とAK-049(袖口が長い)


AK-021の袖口を長くしたAK-049という商品があるので比較してみます。
AK-021(袖口が短い) | AK-049(袖口が長い) | |
---|---|---|
値段 | 2454円 | 3237円 |
素材 | ネオプレーン | ネオプレーン |
サイズ | フリー | フリー |
袖口 | 短い | 長い |
特徴 | ー | プラスチック板で補強 耐風性UP |
カラー | 11種類 | 4種類 |
袖口が長ければいいというものではありません。手袋やジャケットの厚みがあるとハンドルカバーに手を入れずらくなります。
AK-049(袖口が長い)は高速走行中にハンドルカバーがつぶれないように、プラスチック板で補強してあります。
わたしははじめてのハンドルカバーということで、安くて袖口の短いAK-021をえらびました。ハンドルカバーは消耗品なので、そこそこのものを数年ごとに買い換えるのが基本です。いろいろためしてみましょう。


ネオプレーン素材

ハンドルカバーにはウェットスーツにもつかわれているネオプレーン素材が採用されています。ネオプレーンは合成ゴム素材のひとつで耐水性、伸縮性、クッション性などにすぐれています。
寒い時期、バイクにおいては通気性がないことがメリットになります。夏にネオプレーンの防水手袋を使うと蒸れ蒸れのビショビショになるので気をつけてください笑
開封







取り付けは工具いらず

ハンドガードを取り外す
ハンドガードをつけたままでは装着できないので取り外します。


レバーとグリップを穴に差し込む
まずはブレーキ・スロットル側から装着します。ハンドルカバーに手を入れるとわかりやすいのですが、下の画像のように穴が空いています。

この穴にブレーキレバーとグリップを差し込むだけです。ミラーを外す必要はありません。

クラッチ側も同じです。クラッチレバーとグリップを穴に差し込みます。


タイラップで固定
付属のヒモだとほどけるかもしれないし見た目もイマイチなのでタイラップで固定しました。目立たないし強度もバッチリです。


林道などで外したいならヒモのほうがおすすめ。

ヒモを通す場所や締め具合でハンドルカバーのポジションも変わります。タイラップをムダにしないように気をつけてください。


全体画像


ダサくない。見た目はハンドガードとおなじ。

比較してみます。






シートから見るとちょっとゴチャゴチャしてますね。でも寒くなきゃいいんです笑


早く極寒の中を走って効果をためしたい!

実走レビュー

日差しがあるとはいえ季節は冬、1月です。
調子に乗って穴あき手袋で走ってみます。薄手なのでバイクに乗らなくても寒い…
緊急時はカバーごと握る
いつも通りバイクを取り回して…

あ!ハンドルカバーがあるからブレーキ握れない!

だいじょうぶです、カバーごと握ればOKです。
クラッチ側も握ることができるので安心してください。

スロットルを回すことはできませんが、緊急時の対応はOKです。
スイッチ操作OK、スロットルアシストは危険
なべつかみ、ミトン手袋のように親指部分が動かせるようになっています。セルスイッチは問題なく操作することができます。キルスイッチはちょっと押しずらいですが使用シーン・頻度を考えても許容範囲です。
厚手の手袋だと操作性が下がるので気をつけてください。

下の画像では親指部分をセル・キルスイッチにかぶせてみました。セルスイッチの操作性はあがりましたが、キルスイッチがビニール部分に当たっています。
実際に走って分かったのですが、手を入れるときに深く突っ込むのでハンドルカバーがグイグイ動きます。ハンドルカバーが下側に引っ張られたときに、キルスイッチがOFFになる可能性があります。セル・キルスイッチにはかぶせない方が安全です。

ターン・クラクション・ライト側は操作性が悪いと事故につながります。わたしはスイッチにかぶせた状態でつかっています。
グリップヒーターのスイッチを操作することはできません。

ちなみに公式サイトではスイッチにかぶせていません。スイッチ部分の大きさも関係するので、かぶせられないバイクもあるでしょう。ハンドルカバーに切れ込みをいれてスイッチにかぶせているひともいるようです。

ブレーキ側です。袖口が短くない?と思うかもしれませんが、いちばん冷たくなるのって指先ですよね。これくらいでも効果はバツグンです。グリップの支えで袖口が開いているので、手をいれるときもスムーズです。


スロットルアシストはひっかかってもどらなくなるのでやめましょう。

こちらはクラッチ側です。

うぉっ!あったけー!!


もうヤバいです。感激しました。
1月なのにまったく寒くありません。しかも薄手の穴あき手袋です。
グリップヒーターをいれなくても平気です。今までどれだけの温もりを失ってきたことか…
ハンドルカバーをつけていないライダーの横で、薄手の手袋を見せつけてやりたいです笑
こうしてみると、寒さより手袋の脱着にイラついていたのかもしれません。
グリップヒーターは熱いくらい

とりあえずこの時期はレベルマックスですね。

お、お、お…あつい!
5段階のうちレベル1で十分です!
ハンドルカバーで風を受けないというのもありますが、シンプルに手袋が薄くなったのでグリップヒーターの熱を感じることができます。
極寒の中を70km/hで風を受けながら、しかも厚手の手袋ではグリップヒーターの熱を感じることはできません。
最近グリップヒーターの効きが悪くて困っていました。寿命かなとあきらめていましたが、そんなことありませんでした笑

ハンドルカバー×グリップヒータは無敵!
バッテリーへの負荷も減るので助かります!
走行中に手を入れることは多い

走行中にハンドルカバーに手を入れることなんてないでしょ?
そう思ってましたがけっこうあります。
個人的に1番多いのがシールドの開閉です。冬に限らず曇り防止のためにしょっちゅういじっています。
走行中にハンドルカバーに手を入れるのは必要なスキルです。転倒リスクもあるので練習してから本走行をしてください。
ハンドルカバーに手を入れるときはコツが必要です。構造上、手を入れるときに袖口を巻き込んでしまいます。

対策として奥までグイッといれて、そのあと手を引けば巻き込んだ袖口をもどすことができます。


手を深く入れるとハンドルも曲がってしまうので、転倒しないように反対の手でしっかり握っていてください。
厚手の手袋だと入れづらいので、薄手の手袋をメインでつかいましょう。
走行中でもかんたんに手が抜ける
転倒時などはハンドルカバーからすぐに手が抜けないと危険です。
さいわいにも、手を抜くのはかんたんです。
ヤエーをしそうなバイクがきたらあらかじめ抜いておきましょう。とっさのヤエーは残念ですがあきらめて、足でヤエーをするか、激しくうなずきましょう笑

まとめ

ハンドルカバーを買ってバイク人生が変わった!
インナー手袋をして袖口をかぶせて、厚手の手袋をしてジャケットをかぶせて…反対側の指がうまくはいらなくてイライラ、スマホの音楽流し忘れてイライラ、あごひも締め忘れて絶望…
厚手の手袋とお別れできたのは本当にうれしいです。厳冬期のバイク人生を支えてくれた厚手の手袋には感謝を告げて手厚く葬りました。(厚手の手袋だけに)

失われた温もりを取り戻しましょう!ぜひお試しください!
ありがとうございました!